写真家の年収って?待遇は良い?気になる情報を詳しく解説します。

写真家の年収って?

企業に就職して勤務する場合

正社員として新聞社や出版社などに勤務する場合は、その企業の給料の規定に沿って支払われます。
福利厚生なども同じでカメラマンも企業の一員として扱われます。
大手の新聞社や出版社になるほど給料が良く、福利厚生も良いことが多いです。
他には正社員で写真撮影スタジオに採用された場合は、待遇などは安定していますが、給料は低めになり、経験が浅いカメラマンは年収が300万円前後のこともあります。
アルバイトや臨時として採用された場合は時給制のため、仕事が無ければ無給となり生活が厳しくなるでしょう。

フリーランスとして働く場合

フリーランスのカメラマンとして働く場合は収入に大きな差が出ます。
まさに実力主義のため腕を磨いて写真撮影の技術だけではなく、 「時代を切り取る」気持ちで撮影をしていかなければなりません。
自分で営業活動をして仕事を貰うため、仕事が無ければ収入はゼロです。
ただしスクープを掴んだ場合などは高額の収入が入ります。
そこから有名カメラマンとして名をあげていく人も多いです。
カメラマンの仕事は時期や気候、時勢に大きく左右されるため、常に営業活動を行わなければなりません。
良い仕事をして経験と信頼を積み上げながら、 「また撮影をお願いしたい」と言ってくれる顧客を増やしていくのです。

アシスタントから始める人も多い

カメラマンはアシスタントから初めて経験を積む人が多いです。
スタジオ撮影から現場に行きカメラマンの機材を運んだり設置を行うなど、撮影がスムーズに進むようにサポートします。
アシスタントのため給料は低く年収200万円にも満たない人がほとんどです。
時には早朝から深夜まで働くアシスタントの仕事は、精神的にも体力的にもハードです。
「修行している」という意識を忘れないで、カメラマンとしてのノウハウを学ぶ姿勢が重要です。

依頼に合わせて仕事を行うため不規則になりがち

写真家の勤務時間は依頼を受けた場所や、何を撮影するかによって大きく変わります。
新聞社や出版社に勤務している場合は、その会社の勤務時間に準じていますが、不意の事件に対応することもあります。
フリーランスの場合は、撮影を請け負って完了するまで行うため、予定より時間がかかることもしばしばです。
報道カメラマンは事件や事故など重大な出来事に瞬時に対応しなければ、伝える写真を撮ることが出来ません。
そのため勤務時間は不規則になり、休みの日はあって無いようなものと話すカメラマンが多いです。